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ラジオショッピングのハウスクリーニングって

先日、車での移動中ラジオを聞いていてラジオショッピングでハウスクリーニングを紹介してました。

それで思い出したことを書きます。事実だけを書きます。

数年以上前ですが11月に全く知らない同業者らしき人から電話が仕事中にかかってきました。

話を聞くと、年末に向けてラジオで大掃除のキャンペーンをやるとの事。それで施工してくれる業者を探していると。12月にやるのに、11月後半に?

12月は当方も忙しいので、お断りすると、他に知っている業者さんいないか?暇している業者さん?(誰でもいいからという感じで)

しばらくして賃貸の現状回復の空室清掃をしているとある日、空き部屋で一人作業なのでラジオを聞いていると、某FMK局のラジオショッピングでハウスクリーニングを紹介、

当然、仕事柄、耳が傾く。「厳しい研修をうけたプロが施工」などのセールスポイントをうたっている。
ラジオ ラジオショッピング
ちょっと気になって帰宅後、その放送局のHPを調べ、ラジオショッピングのページを見ていると昼間聞いたハウスクリーニングの紹介ページを発見。

オンエアでは企業名は言ってなかったような気がするが、そこには記載してあった。偶然にも(いや当然?)何日か前に電話したきた業者さんの名前。

これ以上はやめておきます。私の意見や感想は。あった事実のみを書きました。

もうひとつ、私の近くであった事実。

私はこのハウスクリーニングの仕事を始める際、フランチャイズ系の説明会等も参加しましたが、FCで始めず、とある業界団体的なところの門をたたき、スタートしました。

そこで知り合った同業者仲間で今でもお付き合いのある方々もいます。

しかしその団体とは割とすぐにある事件をきっかけに離れ、縁を切りました。業界団体的な組織なのでテレビなどのメディアでお掃除の特集などの企画の時にちょくちょく出てたようですが、間違った情報を披露してしまったようで当時大問題になりました。このようなずさんな素人以下の間違った掃除の情報をメディアで披露する団体と関係があると思われると商売に影響するので離れました。

前述の今も付き合いのある同業者仲間もその時、一緒にこの団体から離れています。

でこれも数年以上前ですが、その同業者仲間が縁を切った業界団体から、仕事のヘルプの依頼が来たとの事。内容は大手メディアが運営している通販でハウスクリーニングのキャンペーン的なメニューを載せたようで、施工業者が足らないとの事で、やってくれないかという内容。業界団体とその通販の運営会社、メディアの取り分もあるので当然施工単価が劇安のためお断りしたと。

さらにその何日か後に別の同業者仲間から、その業界団体から久しぶりに急に電話があり、この通販の仕事でクレームが多発しているので手直しの作業をやってくれないかと。

話を突っ込んで聞くと、この業界団体で、ハウスクリーニングを始めたばかりの業者さんたちが、この通販の仕事を多く請け負っていたようで。そのような事態に。

手直しは通常、作業に行った同じ作業者がするべきですがそれができない(お客さんが別のちゃんとした作業者を来させろ)状況で、困って、何年も前に離れた業者に泣きついてきたようです。

今回のラジオショッピングのお値段。定価10万以上で、ラジショピ価格は半額以下の5万円弱と言ってました。
うちの水回りメニューの価格を単純に積み上げるとキッチン(15,000円)レンジフード(13,000円)浴室(15,000円)トイレ(6,500円)洗面所(5,000円)でトータル54,500円です。
うちの価格はまあ相場通りの安くもなくそれほど高くはないかと。
一応こちらも事実のみの記載にとどめます。

最後にあらためて。
私はラジオをよく聞きます。すきな番組もいくつかあるラジオリスナーです。ラジオ大好き人間ですのでラジオ局でやっているビジネスをとやかく言うつもりは一切ございません。(ちなみに先日も大好きなラジオ番組のイベントにも行って来ました、それくらいラジオが好きですから。また今度このブログでそのイベントに行った様子も書いてみますね)



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ハウスクリーニング、業者選びは慎重に!

今日はハウスクリーニング業者そのもののお話ではなく、他の業種の職人さんのお話をします。

ここ半年ほどの間に現場で見た他の職人さんのダメな仕事のあとからこんなひどい仕事をする業者・職人がいるんだという話をします。

まずはここ半年で2度でくわしたのはマンションの大規模修繕工事での残念な結果を目撃したお話。

1つ目は某高級住宅街にある築年数の古い分譲マンションでのエアコンクリーニングにうかがった際のお話。

作業前に室外機の設置状況や排水(ドレインホース等)のチェックをするとエアコンのホースがグニャグニャに曲げられた状態になっていました。

グニャグニャなんで途中上向きに曲がっている部分も何箇所かあります。ドレインホース(エアコンの結露した水を出すホースのこと)が上向いている、勾配がとれていないと水がうまく流れず、室内機側での水漏れの原因になります。

お客さまに確認したところ、今年の春くらいにマンションの大規模修繕工事があったとの事。

工事の際、ベランダの床等も防水塗装の施工等するのでエアコンの室外機を足場の上などにあげて作業する場合があります。戻すときにホースはきちんとなおさず適当に雑に扱ったと思います。

まだ本格的にエアコンを使われる前のエアコンクリーニングのご依頼であったため、大規模修繕工事後はエアコンを使ってないので水漏れの事故は起きずに済んでいましたが、そのまま使われていたら水漏れが起きていた可能性が高いです。

もしエアコンの下にパソコなどあって濡れて壊れたり、それでデータが消失したりとかして、そこまで問題が大きくなる可能性もあり得ます。そうなったらかなりの補償問題です。

そういったリスクも何も考えていないやっつけ仕事をしているのかと。

同じようなことが真夏になってからエアコンクリーニングにうかがったお宅でもありました。

真夏なのでもうエアコンは使われています。依頼時よりエアコンの水漏れが起きているというお客さまからの事前申告がありました。

作業当日うかがうと、お客様でエアコンのホースの異常(上向いている)に気づかれ、修正し水漏れはおさまっていました。

このマンションも春に大規模修繕工事があったようです。

「まぁ所詮、こんなもんか」と思う部分とでもやっぱりそれではダメでしょうという想いがあります。

皆さんはどう思われますでしょうか?

 

もう一つはクロス屋さんのお話。

クロスは貼る際、のりを付ける機械であらかじめのりを付けてから壁に貼っていきます。

貼る際にどうしても建具周りなど(部屋のドアや収納のドア、その枠周りなど)にのりがついてしまいます。それは仕方がなく、余計なところについたのりは貼ったあとスポンジ等で拭き取るようです。どうしても多少の拭き残し、拭き忘れはあります。

人間のやることなので完ぺきには無理です。

またその後のハウスクリーニングでちゃんとした業者なら、クロス屋さんが残したそういったのりも取ります。

新築やリファームも引き渡し清掃が入ります。(リフォーム後は必ずという訳ではありません)

建具等についたのりは最初は透明OR白っぽくて目立たず、のりがついている事に気づきません、年数が経ってそこに汚れが付くことで下の写真のように茶色く浮いてきます。

まぁ下の写真のレベルではギリギリ、仕方ない範囲と許容してもという感じはします。(ホントはダメですけどね)




 

でもこの夏エアコンクリーニングでうかがったマンションでは建具周りだけでなくクロス表面にもついている。ひどいのは手の跡、指の跡までついてます。
ジョイント部分の周りも上から下まで全部ついている。


 

リフォームはされていないので新築時のものです。仕事でいろいろなところにたくさん伺いますが、ここまでひどいのは中々見ません。
お客様との雑談で話を聞くとこれまでも何か他の修理やメンテで来た業者さんや職人さんにも毎回指摘されるとか。

 

仕事柄、他の職人の施工のアラのようなものはどうしても見つけてしまいます。

汚れを見つける目と汚れかキズや破損・劣化等かの識別する目も必要なためキズ等も見つけてしまいます。

工期や施工金額の問題でちゃんとした仕事がしたくても出来ないという現状もあると思います。

建築関係の不祥事が発覚する事件が起きると、一般の方々は「そんなことをやってたの?」とか驚きやショックを受けられますが、私たちは「どうせ安くやらされたり、工期がなかったりでこんなもんでしょう現場なんて」と思ってテレビを見ていたりします。

でも自分でお金を出しておうちに来てもらって作業してもらうハウスクリーニング、業種は違えど今回書いたような職人の作業のようなレベルの業者にはあたりたくはないと思います。

 

失敗しない業者選び、難しいと思いますが、少なくともこういう指摘をする以上私どもはちゃんとした仕事をさせていただいていると自負しております。是非当方をお選び下さい。

 


ハウスクリーニング業者選び

まず、このブログはブログとは言っても芸能人の方が書くように今日あったことを日記的に書くものとは異なり、HP本体では書いていないハウスクリーニングの話や掃除の指南などの情報提供の場としておりますが、今回は最近あった出来事でハウスクリーニング業者選びの参考になるようなことがあったのでそれについて書きます。

大手のハウスクリーニングって本当にいいの?
もうそろそろ我々ハウスクリーニング業界は年末の大掃除の繁忙期に入ってきます。
そのタイミングで先日某大手のハウスクリーニング・家事代行サービス業さんから業務提携のお話が。

 繁忙期に入るのでその受け皿になるハウスクリーニング委託業者を増やそうとのことでしょうが、この直前になって業者を探している?名が通っていて、色々な媒体で広告・PRをし大量の受注が見込まるのでしょうが、肝心の施工業者探しをそんなタイミングで。
やたら滅多に声をかけるのではなく、HPをみてちゃんとやりそうな業者を探して連絡しているのかも知れませんが、このタイミングでその話に乗って新規に大手の委託業務を請けるハウスクリーニング業者はよっぽど仕事のない=ダメな業者なのでは?

当然、お断りしましたが、実はこの会社相当以前にもハウスクリーニングの業務提携の話を持ち掛けてきており、その際、当時は話だけでも聞こうとその会社の事務所まで出向いて打ち合わせをして、やる方向で前向きに話していたにも関わらず、その後の連絡のやり取りがかなりいい加減で、不信感を持ち、そのまま業務提携をして一緒に仕事をしていくには不安のある会社さんだと判断しお断りした経緯があります。

その後も2度ほど過去のいきさつを知ってか知らずか、懲りずに業務提携の話を持ち掛けてくる。こういった情報の共有も社内でされていない会社の体制、社員の方々からやはりこの「会社はどうも・・・」と思います。

このような会社が広告宣伝等でネームバリューをあげ、大手だから安心と、頼まれると思うとそのお客さまが・・・

まぁこれ以上は他社批判になるようなことはやめますが、これをご覧になりどういう基準でハウスクリーニングを選ばれるかお考え下さい。

リピーターさんの信頼をないがしろにする業者も
これもつい何日か前にあったお話です。
エアコンクリーニングを当日ドタキャンされたお客さまから当日施工希望のお電話をいただき、夕方からならなんとか対応可能というのでお請けすることに。

エアコンクリーニング2台でしたが1台目を作業前動作確認をしているとかなりの振動による異音。いやな予感がして停止してファンを見てみると割れている箇所が。
 毎年決まった業者さんにエアコンクリーニングを頼まれていて、自分でエアコンの吹き出し口を掃除するようなことはないと。そうなると、昨年のエアコンクリーニングで業者さんが破損した可能性が。ファンの回転の強弱具合(風量の強弱)で振動(異音)がわかりにくい場合もあるので運転の仕方では気づかないことも。お客さまも気付かれてませんでした。

 このエアコンは作業せず、他の2台を施工し、作業後少し話を聞くと毎年、夏前に冷房で使うまえにエアコンクリーニングをたのまれていたとの事。6月くらいには業者さんの方から「そろそろどうですか?」と営業の電話があったが今年はなくお客さまから連絡され、それでも予定が合わず、今夏はクリーニングせず使われていて秋にようやくやることになったがメールの行き違いか何かで結果ドタキャンになったとの事。
悪くかんぐると、昨年ファンを破損したため、発覚を恐れ逃げているのかと。

 エアコンクリーニングのプロならファンを破損したまま放置したら、回転のバランスが崩れ、振動が激しくなり、異音がすると分かるはず、放置してもそのうちお客様も異常に気付く可能性が高いと分かるはず、なのになぜ破損を隠そうとしたのか、思わく通りお客さまは1年以上気付かれていなかった上、1年以上たっているのであきらめられてクレームにはされなかったので結果オーライなのか。
お客さまは「もうあの業者さんには頼まず、オタクにこれからは頼みますと」と。

せっかく毎年頼んで下さるリピーターさんにこんな扱いをするとは考えられません。10年未満のエアコンですので修理もできますし、賠償保険に入っていれば、正直に話し、保険で修理すれば済むこと。


このような業者が平然と今日もどこかのお客さん宅で作業しているのかと思うと怖いです。
このようなケースはハウスクリーニング業者選びの段階で何ももって判断するかは難しいですが、くれぐれも業者選びは慎重に!





ハウスクリーニングの料金ってどうなってるの?!相場は??

ハウスクリーニングの料金ってわかりずらい、相場って?
ハウスクリーニングを検討されている方にとって業者の選択のキーとなる要素に当然価格があります。
まずはサービス内容やどんな作業者が来るのか心配?というのもありますが。その心配要素を払拭する材料の一因で価格を参考にされるケースもあると思います。
とりあえず、価格の安いハウスクリーニング業者を単純に選ばれる方もいらしゃるでしょうが、「安いとなんかダメなんじゃないか低レベルの作業者・内容かもと」心配になり、また高ければ高いだけいいとは限らないと。価格設定からも妥当性を見出し業者選定される場合もあると思います。
 では何が妥当?適正価格なのか?


そもそも価格のベースとなる作業内容がまちまち
ハウスクリーニングの価格は正直、業者によってまちまちです、そもそもそのベースをなる作業内容がまちまちですので。
まずリフォームなどのように古いものを取り壊し、新しいものを取り付ける=新品に置き換わるものとは異なり、最終の着地点も厳密に突き詰めるとハウスクリーニングの場合は業者によって違いがあります。要は作業範囲、汚れをどこまで落とす(落とせる)か等です。
 どこまで落ちる(落とせる)かは、業者側にとってみれば、部材や汚れの種類、状況、使用年数、経年劣化の状況等、実際の現場の状況を見ない状態では正確な判断ができないためお問い合わせ段階では安易に答えられないため、事前に判断材料にするのは難しいです。
(逆に見もしないで、詳細の情報もすいあげないで安易に「落ちますよ、落とせますよ」と調子よく回答する業者はどうかと思います。)
HPなどをよくご覧になり取り組み姿勢や施工例を参考にされることです。
作業範囲は事前に明確に把握できるので、そこは確認した上で料金比較をされればいいかと。


安いところは要注意?!
戦略価格、目玉商品(価格)もあるので要確認
あとは集客のために戦略的に安く価格設定をする業者さんもいます。その業者にハウスクリーニングを頼むきっかけりになる目玉商品的なものを設定しそのメニューだけ破格的に安くするという販売戦略をとられることも。(以前うかがったお宅でエアコンクリーニングは5000円で来て、浴室クリーニングの提案をして、「うちは30,000円以下の仕事はしない浴室は徹底的に1日かけてピカピカにすると」言って70,000円で施工したそうです。)
お客様は納得されているようですし、見せていただいたところ確かにきれいになってましたので別にに問題はないのですが。エアコンは5,000円でやっておいて「30,000円以下の仕事はしない」「エアコンクリーニングは本業じゃない」と他のお部屋のエアコンクリーニングは断り(それをうちの依頼されたようですが)浴室クリーニングだけやるという矛盾店はありますが。

ベースを安くしてオプションで高くする
 作業範囲の話に重複する部分でもありますが基本メニューの価格を他社よりも安くして、実際は作業範囲が限られていて他の箇所はオプションで追加料金、追加料金で積み上げていくと結果的に高くなるというところもあります。作業範囲の確認の際にやって欲しい箇所が基本メニュー内かオプションになるのか確認される事をお勧めします。
私どもも基本に入れているものオプションにしているものもあります。あいまいにしたり、最初に安いか価格で目を引こうという意図はないのでご理解下さい。


業者自身がかけている(かかってしまう)費用(コスト)で当然、差が!
大手や有名なフランチャイズ系は、大手なので安心、名が通っているので安心と思われるかも知れません。(これがどうなのかというお話はまた別のブログで)
大手企業や名の通ったところはその認知されている分広告宣伝費がかかっています。
大手企業のハウスクリーニングはその企業の正社員が作業している訳ではなく、委託業者のハウスクリーニング業者が施工します。お客様とのコンタクトのオペレーション、マニュアル作りや委託業者の教育・指導・管理と間接的な費用がかかります、そしてその施工する委託業者に支払う作業料にこれらの経費・利益をのせるため高くなるのは当然です。
 フランチャイズ系も指定洗剤・指定ユニフォームの購入やロイヤリティーの支払い等の経費がかかる分、価格は高くなって当然です。
ここで逆の発想をすると大手企業さん等で価格が安いとなるとどこが削られているか?
お察しがつくかも知れませんが施工する委託業者の作業料がおさえられているということです。さて満足のいくサービスが期待できるでしょうか?


価格はお客さまの満足度で適正かどうか決まる!!
 先日、エアコンクリーニングにうかがったお客さまに少し衝撃的なお言葉をもらいました。まず、実際の作業前に周りの家具や電化製品、壁等に養生をし、高圧洗浄機など道具を搬入していると、「大変な、お仕事ですね?」と「私は業者さんに頼んで何かしてもらうと、自分ができないから、大変なお仕事だなぁ、すごいなぁといつも思うんです」とそしてさらに「お野菜やお魚とかも高いとかまずいとかみんな平気で言うけど、農家の方が雨の日も暑い日も、1年中お世話をして大事に育てた野菜をそんな風に言えない、漁師さんも船にのってある意味命がけで漁って来てるんだから」と「私は何もできないから感謝していただかないと」と
 そもそもすごい徳が高いというか感謝の気持ちがすごい方だとその時は「そうですね」と聞いていただけですが。
 作業が終わり、片づけをしていると「ほんとに1万円位でいいの?」「もっととってもいいくらいの大変な作業、ご丁寧にやっていただいてぇ」と。この時も返答に困り、片づけと途中でもあったので「そうですね?そう言っていただけるのはありがたいですが・・・」と言いながら片づけ作業を進めてました。
 お客様が作業内容、仕上がり等で値段以上のご満足をいただけるのはありがたいことで、お互いなりよりの事です。


 また1か月まえには賃貸マンションオーナーさまからのご依頼でマンションの退去後の現状回復のハウスクリーニングで以下のようなことがありました。そのオーナーさんとはもう何年もお持ちの賃貸マンションの空室清掃を頼んでいただいており1Kでいくら、エアコンクリーニングをしたらいくらと価格は決めてあります。今回はエアコンは新設されたため1Kの空き部屋のハウスクリーニングのみ、清掃を終えて鍵を返却し、請求書を渡すと、「最近脚の具合が悪くて銀行行くの面倒なんで今日はいま、現金でお支払いします」と。
そしてその際、取り決めている1Kのハウスクリーニング代よりも少し多めで「今日はこれだけ払います」と入居年数が長く、床のフローリングの汚れがひどく、それに時間がかかっていたので「床がきたなくてエアコンクリーニングありの時よりもお時間かかったようで、ですので今日はこの金額で」と「ちゃんとキレイにしていただいたんで」と。



 まただいぶ以前にも新規でアパートのオーナーさまからのご依頼で空室ハウスクリーニングを行う際、初めてなので現調し見積りをしたのですが、管理会社に任せずご自身で業者を手配したり自分でできる事は自分でなさっているようで、あまりコストをかけたくないご意向のため価格の要求も厳しく、こちらの見積もり金額では高いとおっしゃり、ご希望の金額まではこちらもさすがに下げられませんが、この辺りならと少し値下げしました。
後日作業して作業の様子や仕上がりを見て大変満足され、「最初に提示された見積り金額でいいよ」と値下げはなしで当初出した見積り金額でお支払いいただく事になり、その後も何部屋かその金額でハウスクリーニングをやらせてもらっています。

 この2例は賃貸物件のオーナー様の空き部屋の現状回復ハウスクリーニングのお話で、一般の方向けの価格が決まっている在宅ハウスクリーニングとは違いますが、高いか安いかはお客様の満足度にもよります。
満足いくかどうかはサービスを受けてからしかわからないので業者選びの参考にはなりませんが、私どもはその金額に見合う、納得、満足いただけるハウスクリーニングの提供を心掛けております。

メディアで取り上げられている業者だから安心??

今、このサイトをご覧になっているあなたはハウスクリーニングを検討、業者探し等のお調べ中のことと思います。今やネットでいろいろ調べられる時代、色々なものやサービスの価格も
電化製品のように、メーカー、型番が同じならアフターサービスなどの付加サービスを除けば、どこで買ってもモノはいっしょなので価格の安い所で購入するのはいいでしょう。
でもハウスクリーニングやリフォームなどの作業を提供するものは、業者によって差があります。
ここでは私どもが以前に(経験したちょっと怖い業界の実態?裏側?についてお話します。これは同業他社批判と取られ兼ねない内容ではありますが、私どもが実際出くわした事例の紹介ということでお考え下さい。
ある年の11月末(11月25日ごろだったか)突然電話があり、要点は同業者(ハウスクリーニング業者)が施工業者を探している内容。
あるメディア(媒体)を使い、年末の掃除の集客を図る企画の話との事(具体的には書けませんが)で、それをこなしてくれるハウスクリーニング業者を探している様子。電話の時点で11月末、12月に実施する集客の企画に対し、今頃、施工業者を集っているのか?断ると、「仕事がなくて暇している知り合いの業者さんがいらしたら紹介してくれ」と、ハウスクリーニング業者なら何でもいいのか?
 後日、たまたまその(メディア)媒体に偶然にも接する機会があり、紹介されている内容は○○○(電話のあった業者の名前)のお掃除のプロだからこそできるレベルの高いハウスクリーニング・・・と  
1週間前にどのようなレベルでやっているかも全く知らないハウスクリーニング業者に電話をかけ、施工業者を集っているのに、さらにこの繁忙期に暇しているハウスクリーニング業者なんてろくでもないだろうに、それでもいいから使いたいと これで本当にレベルの高い仕事ができるのか???
 頼むお客様はこのような実態を知らずに頼まれるのかと思うと・・・

このようにメディア(媒体)を使った集客は以前のような物販だけではなく、我々のようなハウスクリーニングやリフォームなどの作業を提供するサービスにまで広がっています。
 そのメディア(媒体)で紹介されているから安心、もっともらしい理由で「通常価格よりもこんなに安く」という宣伝文句に飛びついて頼んじゃう方も多いと思います。
 でもちょっと冷静に考えてみてください。直接業者に頼むより、このようなルートはお金がかかるはず?なのになぜ安くできるの?モノなら大量に買い付けるので安く仕入れられますとかが通用するが、人が出向いて作業するものが大量受注で安くなるのでしょうか?
 まず、紹介しているメディア(媒体)の取り分が発生します。そしてこういうところで一斉に紹介すれば一度にたくさんの注文が来てそれを、それぞれの担当地域の施工業者に割り振りするオペレーション業務が必要となる。となるとこの部分の経費、利益等も必要となる。
 直接、施工業者に頼むよりも経費やマージンが乗っかるはずなのに安くできるのはなぜ?理由は簡単、実際にお客さまのところに行って作業する施工業者の取り分、施工金額がかなり安いということ。
 となると施工業者ってどんなところ(質)???これ以上書きませんがまぁ想像がつくでしょう
業者選びはご慎重に!