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お掃除ブログ お風呂(浴室): 2018年9月

お風呂(浴室)のお手入れ、カビを防ぐ方法

ここでは お風呂(浴室)のお手入れについてお話します
浴室の汚れは湯あか、水垢、石鹸カス、カビです。
汚れやすいのはやはり身体を洗う洗い場です。洗っているときに飛び散った石鹸、ボディーソープ、シャンプーなど汚れを含んだこれらのものが壁や床、ドアにつきます。身体の皮脂汚れ等が湯あか、石鹸成分と水道水のカルシウムなどのミネラル分が結合し固着したものが石鹸カス(金属石鹸)です。
一旦つけて固着させると、通常、市販のお風呂用洗剤ではなかなか落とせません。かたいスポンジ等でごしごし物理力に頼れば多少落ちますが。

ここで話すお手入れはついた汚れの落とし方ではなく、このような汚れをつけないためのお手入れの話です。
まずはお風呂を上がる前に壁や床やドアに飛び散ったものを十分に洗い流すことです。ついてすぐなら流すだけでも結構落とせます。さらに念を入れるならスポンジ等でこすりながらシャワーで流す事です。洗剤なしでも流しながらこするだけでもかなりちがいます。
これで湯あか、石鹸カスの付着はかなり防げます。ただこのままでは水垢は付きます。シャワーで流した水(お湯)で濡れて放置していると、水道水中の純水部分だけ蒸発し、カルシウム等のミネラル分が固着し水垢になります。ですので水分をとっておく事です。これは同時にカビ防止にもなります
とは言っても、せっかく汗をながした、温ったまったのに浴室内を拭くのはまた汗をかく(夏)、身体が冷える(冬) 等の問題があります。なにより面倒くさい
拭くのは大変なので、拭くより少し楽なのが車のワイパーのようなゴムで水を切ることです。私たちプロの掃除屋さんが窓ガラス清掃につかうスクイジーというものの類いです。お風呂用品でも最近はホームセンターなどにもありますし、カー用品でも探せばあります。あまり黒いゴムのは使わない方がいいです。万が一ゴムが削れて黒いスジが壁とかにつく可能性もありますので。
次にカビ防止です。カビを発生させないのは乾かすことです。前述のように、ゴムのワイパーのようなもので水をきることと換気です。
乾かすのに浴室乾燥機をつかうご家庭も多いですが、乾燥機であたためて急速に乾燥させると、急激に純水分だけ蒸発しミネラル分だけが結晶凝固し固着し水垢になります。
 換気で乾かす場合、戸建て等の場合、窓を開けて外気を取り入れ乾かそうと考えがちですが、窓は開けずにドアも締め、換気扇を回す方がいいです。浴室のドアの下部には吸気口がありそこから吸気し換気扇から排気し換気しております。浴室はこの空気の流れで十分換気できるよう空気の流れ(気流)を考え設計されてます。その換気システムをちゃんと使った方が換気できます。


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