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お掃除ブログ 業者選びのヒント: 2019年9月
ハウスクリーニング、業者選びは慎重に!
今日はハウスクリーニング業者そのもののお話ではなく、他の業種の職人さんのお話をします。
ここ半年ほどの間に現場で見た他の職人さんのダメな仕事のあとからこんなひどい仕事をする業者・職人がいるんだという話をします。
まずはここ半年で2度でくわしたのはマンションの大規模修繕工事での残念な結果を目撃したお話。
1つ目は某高級住宅街にある築年数の古い分譲マンションでのエアコンクリーニングにうかがった際のお話。
作業前に室外機の設置状況や排水(ドレインホース等)のチェックをするとエアコンのホースがグニャグニャに曲げられた状態になっていました。
グニャグニャなんで途中上向きに曲がっている部分も何箇所かあります。ドレインホース(エアコンの結露した水を出すホースのこと)が上向いている、勾配がとれていないと水がうまく流れず、室内機側での水漏れの原因になります。
お客さまに確認したところ、今年の春くらいにマンションの大規模修繕工事があったとの事。
工事の際、ベランダの床等も防水塗装の施工等するのでエアコンの室外機を足場の上などにあげて作業する場合があります。戻すときにホースはきちんとなおさず適当に雑に扱ったと思います。
まだ本格的にエアコンを使われる前のエアコンクリーニングのご依頼であったため、大規模修繕工事後はエアコンを使ってないので水漏れの事故は起きずに済んでいましたが、そのまま使われていたら水漏れが起きていた可能性が高いです。
もしエアコンの下にパソコなどあって濡れて壊れたり、それでデータが消失したりとかして、そこまで問題が大きくなる可能性もあり得ます。そうなったらかなりの補償問題です。
そういったリスクも何も考えていないやっつけ仕事をしているのかと。
同じようなことが真夏になってからエアコンクリーニングにうかがったお宅でもありました。
真夏なのでもうエアコンは使われています。依頼時よりエアコンの水漏れが起きているというお客さまからの事前申告がありました。
作業当日うかがうと、お客様でエアコンのホースの異常(上向いている)に気づかれ、修正し水漏れはおさまっていました。
このマンションも春に大規模修繕工事があったようです。
「まぁ所詮、こんなもんか」と思う部分とでもやっぱりそれではダメでしょうという想いがあります。
皆さんはどう思われますでしょうか?
もう一つはクロス屋さんのお話。
クロスは貼る際、のりを付ける機械であらかじめのりを付けてから壁に貼っていきます。
貼る際にどうしても建具周りなど(部屋のドアや収納のドア、その枠周りなど)にのりがついてしまいます。それは仕方がなく、余計なところについたのりは貼ったあとスポンジ等で拭き取るようです。どうしても多少の拭き残し、拭き忘れはあります。
人間のやることなので完ぺきには無理です。
またその後のハウスクリーニングでちゃんとした業者なら、クロス屋さんが残したそういったのりも取ります。
新築やリファームも引き渡し清掃が入ります。(リフォーム後は必ずという訳ではありません)
建具等についたのりは最初は透明OR白っぽくて目立たず、のりがついている事に気づきません、年数が経ってそこに汚れが付くことで下の写真のように茶色く浮いてきます。
まぁ下の写真のレベルではギリギリ、仕方ない範囲と許容してもという感じはします。(ホントはダメですけどね)
でもこの夏エアコンクリーニングでうかがったマンションでは建具周りだけでなくクロス表面にもついている。ひどいのは手の跡、指の跡までついてます。
ジョイント部分の周りも上から下まで全部ついている。
リフォームはされていないので新築時のものです。仕事でいろいろなところにたくさん伺いますが、ここまでひどいのは中々見ません。
お客様との雑談で話を聞くとこれまでも何か他の修理やメンテで来た業者さんや職人さんにも毎回指摘されるとか。
仕事柄、他の職人の施工のアラのようなものはどうしても見つけてしまいます。
汚れを見つける目と汚れかキズや破損・劣化等かの識別する目も必要なためキズ等も見つけてしまいます。
工期や施工金額の問題でちゃんとした仕事がしたくても出来ないという現状もあると思います。
建築関係の不祥事が発覚する事件が起きると、一般の方々は「そんなことをやってたの?」とか驚きやショックを受けられますが、私たちは「どうせ安くやらされたり、工期がなかったりでこんなもんでしょう現場なんて」と思ってテレビを見ていたりします。
でも自分でお金を出しておうちに来てもらって作業してもらうハウスクリーニング、業種は違えど今回書いたような職人の作業のようなレベルの業者にはあたりたくはないと思います。
失敗しない業者選び、難しいと思いますが、少なくともこういう指摘をする以上私どもはちゃんとした仕事をさせていただいていると自負しております。是非当方をお選び下さい。
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