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お掃除ブログ 2025年7月

エアコンはなぜ汚れる?

エアコンを使う季節が到来しました!

夏本番、エアコンを毎日のように使う季節になりましたね。
そんな今だからこそ、「エアコンクリーニングをするタイミング」や「エアコンが汚れる仕組み」を知っておくことはとても大切です。

この記事では、なぜエアコン内部が汚れてしまうのか、そしてその汚れがどのような問題を引き起こすのかを詳しく解説します。



エアコン内部が汚れる主な原因

エアコンの内部は、ただ普通に使用しているだけでも確実に汚れていきます。
使い方が悪いからではなく、構造上どうしても汚れてしまう仕組みなのです。

1. ホコリによる汚れ

エアコンは、部屋の空気を吸い込んで冷やし、それを吹き出す仕組みです。
このときに空気中のホコリも一緒に吸い込みます。
• フィルターは大きなホコリを防ぎますが…
• 微細なホコリは内部に入り込み、熱交換器や送風ファンを汚します

さらに、エアコンは掃除機以上に部屋中の空気を吸い込みます。
1日中稼働していると、部屋全体に舞ったホコリを吸い込み続け、フィルターをすり抜けたホコリが蓄積されてしまうのです。

✅ ここがポイント:

定期的に掃除機をかけていても、棚や壁、天井に付着したホコリまではなかなか除去できません。
エアコンはそれらを巻き込んで吸い込むため、日々の生活で確実に汚れていくのです。

2. カビの発生

夏場に冷房や除湿機能を使うと、エアコン内部は結露します。
この湿気が、カビの発生につながります。
• 冷たい熱交換器に、湿気を含んだ空気が触れることで結露
• 結露水がエアコン内部に溜まり、湿気+ホコリでカビが繁殖

これはまるで、お風呂場でカビが生えるのと同じメカニズムです。
日本のような高温多湿な気候では、カビのリスクは非常に高くなります。






3. 油汚れ・ヤニ・香煙の付着

リビングやキッチン周りのエアコンには、以下のような汚れも付きやすくなります:
• 調理中の油煙
• 換気が不十分な場合、油を含んだ空気が部屋にこもり、それをエアコンが吸い込みます。
• 焼肉や揚げ物など、ホットプレート調理
• 特に密閉された空間では、油汚れがファンやフィンに付着。
• たばこのヤニやお香の煙
• 喫煙・お香の煙はフィルターでは除去できず、内部にべったり付着します。

こうした汚れは、ニオイの原因にもなり、カビと混ざることでさらに衛生状態が悪化します。



エアコンを衛生的に使うには「定期的なクリーニング」が必須

ホコリ・カビ・油汚れなどがエアコン内部に溜まると、次のような問題が起こります:
• 冷暖房の効率が落ちる(=電気代が無駄に)
• カビ臭・異臭が発生する
• アレルギーや喘息のリスクが高まる
• 故障の原因になる

✅ エアコンクリーニングのメリット
• 内部のカビやホコリを徹底除去
• 冷暖房効率UP・節電効果
• 空気がクリーンで安心




まとめ|エアコンの汚れは「自然に発生」するものです

エアコンを使う限り、ホコリやカビの付着は避けられません。
だからこそ、年1回のエアコンクリーニングで清潔・快適な空間を保つことがとても大切です。




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