お掃除ブログ

レンジフードの汚れと生活スタイル

今日はレンジフード(換気扇)のお話。
レンジフード(換気扇)の汚れ方には当然、料理されるメニューによってかわってきます。逆に言うと換気扇(レンジフード)のクリーニングをしているとお客様の生活スタイルが見えてくることもあります。
たとえば、年配のご夫婦お二人だけで生活されていて換気扇のお掃除の依頼をいただいたとき「うちは油ものあまりしないからそんなに汚れていないかも」っておっしゃることがあります。しかしながら換気扇クリーニングをしてみると、黒く固めの油がたまっていることがあります。そこで「焼き魚、よく食べられますか?」とうかがうと「はい、」と 魚、特にさんま、あじ、サバなどの青魚はみなさんよくご存じのように焼いているとき脂(アブラ)が落ちて、炎が上がり、煙がよくでます。グリル内に落ちた脂(あぶら)だけでなく、油煙と言って魚を焼いてでる煙の中には魚から出た脂が含まれてます。これが換気扇についてたまるのです。魚の脂は当然、動物性の脂です。動物性の脂は植物性に比べ、粘度が高く、冷えて固まると、黒く、固くなります。

 
逆に揚げ物や炒めものをよくされるご家庭は当然、油汚れはつきますが、使う油はサラダ油、オリーブオイルなど、植物性の油なので、色はそれほど黒くなく、割とサラサラした油がたまっているということになります。(植物性の油も長く放置していると酸化して変色して固くもなりますが)
 
魚の脂は前述のように煙に混じって上がるため量的には多くありませんが固い、植物性の油は直接飛ぶものも多いため、量も多く、柔らかいのでたまってたれて落ちれくることがあります。まぁいずれにしても放置してためると厄介ということで年に一度はレンジフードクリーニングをお頼み下さい。
同じようなことは、換気扇だけじゃなく、ほかの部分の掃除でもわかることが多々あります。今日は換気扇の話だけにしてこのあたりで

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